STORY
彼女は月に一度、転生する
「リィンコール」――心の中で会話ができる、最新の通信デバイス。
高校二年生のナツキは、「人格当番」のため、三年ぶりに東京へ戻ってきた。
「人格当番」とは、人格者と観測者でペアを組み、「リィンシステム」に溜まった「不協和」を解消する仕事。
人格者のハルは月に一度、自らの人格を犠牲に、システムの調和を試みる。
入れ替わる人格、刷新される記憶の中で、たどり着いた「真実」とは――?